こうして宮崎学科課程を終えた学生は帯広キャンパスに移動します。帯広フライト課程にて待望のフライトトレーニングを実施し、自家用パイロット相当の技量をマスターして再び宮崎キャンパスに戻ってきます。いよいよ宮崎フライト課程です。
訓練は単発機であるシーラスSR22を使用して、6カ月間のトレーニングが行われます。
宮崎フライト課程の学生は、帯広での厳しい試練を乗りこえており、ある程度の自信やゆとりをもってフライトトレーニングにのぞむことができます。内容的には事業用パイロット相当をめざし、より高度なものが求められるようになりますが、クロスカントリーでの他空港へのフライトなど、空を飛ぶことの本当の楽しさ、面白さが実感されてくる時期でもあります。
宮崎キャンパスにおけるフライトトレーニングは73.5時間が予定されており、このほかにシミュレーター15時間、そしてグランドスクール162時間が設定されています。